シートメタリィ
近年、日本ではさまざまな場面で物価の高騰が叫ばれています。板金加工で使用される鋼材についても同様です。
ここでは、鋼材価格が高騰している原因と、コストダウンの方法について解説します。
鋼材価格が高騰している原因として、以下のことが関係しています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鋼材類は一時的に需要が低迷していました。ですが、近年は世界的に見ても少しずつ状況が改善され始めており、経済活動についても再開に向けて進んでいます。
この影響を受けて世界的に鋼材需要が回復したため、鋼材類の価格が上昇に転じている状況です。メーカーとしても原料高を受け、値上げしなければ対応できない状況となっており、鋼材価格が高騰しています。
ロシア・ウクライナによる戦争の影響も鋼材価格を招いている大きな原因です。大きな原因として、ロシアやウクライナは世界的に見ても鉄鋼の重要な輸出国であることが挙げられます。
紛争地域にある製鉄所や港はこれまでどおり稼働することができず、鋼材生産・出荷は著しく停滞しています。さらに、インフレが加速している関係も加わって鉄鋼原料の先物価格が高止まりしている状況です。
こういった複数の理由により鋼材が不足し、価格も高騰しています。
鋼材価格の高騰を防ぐのは難しいですが、板金加工のコストダウンに繋がる方法はいくつかあります。
例えば、デザインや素材、工法を変更するといった方法が代表的です。それぞれポイントを解説します。
複雑なデザインはコストがかかるので、簡単なものに変更するのも一つの方法です。ほんの数ミリ、数センチ変更するだけでコストダウンできるケースもあります。
用途に合わせて素材を変更することにより、コストダウンが見込めます。
例えば、屋外で使用するものについて基本的に錆止め塗装が必要です。ですが、表面処理を行えばそれだけ加工工程が増えるので、費用がかかります。
そこで、防錆機能を持っていて別途表面処理が必要ないような素材に変更することにより、コストダウンが期待できるでしょう。変更することで安くなる素材がないか検討してみることをおすすめします。
工法を変更することによって大幅なコストダウンに成功するようなケースもあります。
例えば、曲げ加工で依頼する予定のものを分割形状にするだけでコストダウンに繋がるケースも多いです。
工法を変更しようと考えている場合は、どのような形に変更すればコストダウンに繋がるのか加工業者に相談してみると良いでしょう。基本的なデザインはそのままで対応できることもあります。
鋼材価格の高騰はしばらく続くと考えられます。できるだけ費用を抑えるためには、今回ご紹介したようなコストダウンの方法を試してみてはいかがでしょうか。
また、業者選びにこだわることも大切です。以下のページでは一都三県で板金加工を営む業者についてまとめています。各社の特徴なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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