シートメタリィ
このページでは、一般的な板金加工と製缶加工(製缶板金加工)の違いについて分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
板金加工は金属板のような素材へ力を加えて、目的の形状になるよう曲げたり切ったりする製法ですが、製缶加工(製缶板金加工)は板金加工の中でも特に缶詰やガソリンタンクなど様々な用途の「缶(容器)」を製造する際に用いられる技術です。
一般的に、通常の板金加工は厚さ7mm以下の金属の薄板を素材として、力を加えて変形させる加工法です。一方、製缶加工では7mm以上の厚板を使って製造することが特徴となっています。
様々な業界や分野に合わせた部品などを製造する板金加工に対して、製缶加工では基本的に「容器」を製造することが目的とされており、どうしても強度や耐久性といった点も追求しなければなりません。そのため、素材となる金属の厚みや特性も保管物の性質や保管期間に合わせて選択されることが重要です。
一口に「缶」といってもその形状やサイズ、保管する内容物は様々です。
例えば缶詰食品や缶ジュースといった、比較的小サイズである反面、機密性や衛生面が追求される缶があります。逆に、貯水タンクやガソリンタンクといった大サイズかつ安全性が重視される缶もあります。
そのため、製缶加工ではそもそも企業によって対応可能なサイズや形状、製品用途などが異なっており、目的に合わせた会社を選ぶことが不可欠です。
なお、缶製品の用途によっては製缶板金加工だけでなく仕上げの溶接や表面処理が一体となっていることもあります。
板金加工の中でも特に缶や金属タンクといった容器を製造する加工法です。容器の中身には食品や飲料、工業用水や化学薬品、さらには灯油やガソリンといった危険物など様々なものが想定され、単に加工技術だけでなく用途に合わせて適切な素材の選定も重要となります。
その他、耐久性や耐候性に配慮した工夫が必要になることもあるでしょう。
金属の厚板も加工できることが製缶加工のメリットです。また、条件次第で大サイズのタンクや容器も製造可能であり、加工会社によっては溶接や表面処理までまとめて依頼できることもあります。
反面、デメリットには、そもそも加工できる缶の条件が加工会社によって異なっている点が挙げられます。また、大サイズや複雑な形状になるほど自動化が困難になるため、製造コストが大きくなりやすいだけでなく対応可能な職人や設備環境が限られてしまうこともデメリットです。
製缶加工(製缶板金加工)は板金加工の1種であり、加工会社によっては両者を特に区別していないこともあります。また、対応可能な分野として製缶加工が挙げられていても、実際に発注できる製品は各企業の技術やノウハウによって大きく変わりやすいといった特徴もあります。
どのような加工工程や作業プランが適しているかは目的とする製品によって変わるため、どちらが良いか分からなければ直接加工会社へ相談してみると良いでしょう。
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