シートメタリィ
板金加工後は、必要な検査が行われることになります。ここでは、加工後に検査する目的や検査方法などについて解説します。
板金加工の後に必ず行われることになるのが、各種検査です。検査には、以下のような目的があります。
詳しい仕様について指定された上で製品を作っていく形になるので、納品する前に指定の仕様に沿った製品に仕上がったか確認が必要です。指示書に記載されている寸法と相違がないのはもちろんのこと、指定された条件に適合しているかどうかを調べる必要があります。
寸法、角度、外観、表面の仕上げなどに関しても問題がないのか確認した上で納品される形です。
何も検査することなく納品した場合、顧客の手元に届いてからトラブルに気づくことがあります。こういったことを防ぐため、加工後の検査は必須です。顧客に対する信頼性を担保するためにも、検査が欠かせません。
板金加工後の検査は、さまざまな方法で行われます。検査で使用される代表的な機器と検査方法を紹介します。
ノギスとは、加工した製品の外側、内側、深さを測定するために使われる測定器です。0.01mmといった精度で測定ができます。測定物を挟んで測定する測定器です。
測定対象に合わせて適したマイクロメーターが選択されることになります。中でも代表的なのが外側マイクロメーターです。通常0.01mm単位で測定が可能で、板厚のバラツキなどを測定する際に使われることが多いです。測定物を挟んで測定します。
「スコヤ」とも呼ばれており、平型、台付き、刃型、I型などの種類があります。曲げ加工などを行う際、直角度測定の目的で使用されます。
鈑金加工後に発行されることになるのが、検査証明書です。検査証明書とはどういったものなのかについて解説します。
検査証明書は、納品する製品に対し、適切な検査を行ったことを証明する目的で作られる書類です。必要とされる検査をきちんと行ったこと、その際にどのようなデータが取れたのかなどについて記載されています。
そのため、依頼主は検査証明書の内容を確認することによって指定通りの寸法に仕上げてもらえたのか、各種規格に沿った形で仕上がったのかなどを判断できます。
検査証明書の内容については、作成する会社によって違いがあります。代表的なのは、外観検査や寸法計測、その他製品に関する細かいデータです。 外観検査とは、製品の外観に問題がないかの検査です。錆びやバリ、ズレ、気泡など、外観に関する詳細を検査し、問題がなかったかが掲載されています。
寸法検査は、製品の寸法を測定した結果です。接触して測定する「接触寸法計測」のほか、高性能で非接触の測定が可能な「非接触寸法計測」などがあります。
業者によって行っている検査の内容が異なるので、よく確認が必要です。検査証明書は必ずついてくるものではないので、対応してもらえるか、別途費用がかかるかなども確認しておきましょう。
この他にも板金加工依頼時におさえておきたいポイントはいろいろあります。以下のページで紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
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