圧接とは

圧接とは、金属の接合部分に機械的圧力を加えて接合することです。鉄筋工事で組み立てた鉄筋を接合する仕事をしている人を「圧接工」と言います。

圧接作業の流れは以下の通りです。

圧接の仕組み

接合する断面を突き合わせ圧力を加えながら、接合部分を酸素とアセチレン炎で加熱します。接合端面を溶かさずに1000度以上の状態でふくらみを作ってくっつける加工法です。

突き合せた両端面の原子が接合面を広げて金属と結びついて一体化しくっつきます。

圧接の種類

圧接にはガス圧接や摩擦圧接、抵抗溶接、拡散接合、超音波圧接、爆発圧接などがあります。

摩擦圧接の「摩擦攪拌接合(FSW)」は接合部分を強く圧接し、ツールの回転摩擦によって材料を攪拌し接手の効率を高めています。

圧接のメリット

強度の高い継ぎ手を作成する

圧接(ガス圧接)のメリットは、直接鉄筋を一体化させるため強度の高い継ぎ手を作成できることです。強度を長時間維持することができるため、鉄筋に良く利用されています。また、機材がシンプルなためコストも抑えることも可能で、とくに機械式や溶接式の継ぎ手はコスト面でも有利です。

材料の適用範囲が広く、環境に優しい

圧接(ガス圧接)はさまざまな金属やプラスチック同士を接合させることができるため、材料の適用範囲が広いのがメリットです。

圧接(ガス圧接)溶接作業をする際、大量の煙やガスが発生しません。環境に配慮した加工法だと言えるでしょう。

圧接のデメリット

雨や雪の日は施工できない

圧接(ガス圧接)のデメリットは雨や雪の日は施工ができないことです。晴天に比べて正確な作業ができないこともあり、作業を中止します。ただし、小雨の場合は作業を実施する場合もあります。

複雑な形や大きいサイズの部品には制限がある

圧接(ガス圧接)に適しているのは主に円筒形状や平面状の部品です。複雑な形をしたものや大きいサイズの部品に関しては制限があります。

専用の設備が必要であるため初期投資が高いのもデメリットです。

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