シートメタリィ
板金加工の依頼をする前によく理解しておきたいのが板厚に関することです。ここでは、板厚とは何か、素材別の板厚や、板厚を選ぶポイントなどについて紹介します。
板厚(いたあつ)とは、板状の材料の厚みのことを指しています。定義や測り方から確認しておきましょう。
板厚は、板の平面に対して直交方向の長さはどれくらいかを指しています。
厚さの分類は、以下の3種類です。(※)
板厚の単位としては使用されるのは「m」ではなく「mm」や「cm」です。
材料を選定する際には、その材料の特性を理解し、適した板厚を選択することが重要となります。
代表的な測り方として挙げられるのが、超音波厚さ計を用いた方法です。超音波の反射にかかる時間と測定対象物の音速から厚さを導き出します。
素材別に適した板厚が異なります。特に流通性の高い板厚は以下のとおりとなります。
| 板厚 | SPCC | SECC | SGCC |
|---|---|---|---|
| 0.3mm | - | - | - |
| 0.5mm | ○ | - | ○ |
| 0.8mm | ○ | ○ | ○ |
| 1.0mm | ○ | ○ | ○ |
| 1.2mm | ○ | ○ | ○ |
| 1.5mm | - | - | - |
| 1.6mm | ○ | ○ | ○ |
| 2.0mm | ○ | ○ | ○ |
| 2.3mm | ○ | ○ | ○ |
| 2.5mm | - | ○ | ○ |
| 2.6mm | ○ | ○ | ○ |
| 3.0mm | - | - | - |
| 3.2mm | ○ | ○ | ○ |
| 4.0mm | - | ○ | ○ |
| 5.0mm | - | ○ | ○ |
| 6.0mm | - | ○ | ○ |
| 板厚 | SUS304 | SUS316 |
|---|---|---|
| 0.3mm | ○ | - |
| 0.5mm | ○ | ○ |
| 0.8mm | ○ | ○ |
| 1.0mm | ○ | ○ |
| 1.2mm | ○ | ○ |
| 1.5mm | ○ | ○ |
| 1.6mm | - | - |
| 2.0mm | ○ | ○ |
| 2.3mm | - | - |
| 2.5mm | ○ | ○ |
| 2.6mm | - | - |
| 3.0mm | ○ | ○ |
| 3.2mm | - | - |
| 4.0mm | ○ | ○ |
| 5.0mm | ○ | ○ |
| 6.0mm | ○ | ○ |
| 板厚 | A1100 | A5052 |
|---|---|---|
| 0.3mm | ○ | - |
| 0.5mm | ○ | ○ |
| 0.8mm | ○ | ○ |
| 1.0mm | ○ | ○ |
| 1.2mm | ○ | ○ |
| 1.5mm | ○ | ○ |
| 1.6mm | ○ | ○ |
| 2.0mm | ○ | ○ |
| 2.3mm | - | - |
| 2.5mm | ○ | ○ |
| 2.6mm | - | - |
| 3.0mm | ○ | ○ |
| 3.2mm | - | ○ |
| 4.0mm | ○ | ○ |
| 5.0mm | ○ | ○ |
| 6.0mm | ○ | ○ |
板金加工を行うにあたり、板厚を選ぶ際にはおさえておきたいポイントがあります。以下について確認しておきましょう。
先に確認しておきたいのが、用途です。どのような用途で使用するのかによって適した板厚は大きく異なります。
例えば、冷間成形角形鋼管やベースプレートなどに使用する場合、厚板が選ばれることが多いです。軽量鉄骨は薄板です。
先に用途を確定させておき、選択予定の材質で必要な板厚があるか確認しておきましょう。
強度も材質や厚みによって大きく異なります。
例えば、ステンレスやアルミニウムの場合、1.0mmでは手で押すだけでも軽く曲がる強度です。鉄の場合は、4.5mm程度でも高い強度もありますが、5.0mm以上であればに強度が高まります。
どの程度の強度が必要なのかに合わせて板厚を選ぶ必要があります。
重量が関係してくるものの場合、重さも考慮しながら適切な板厚を選ぶことが重要です。インターネット上で重量計算ができるツールなども公開されているので、役立ててみてはいかがでしょうか。
板厚は非常に様々な種類があります。板金加工で素材選びをする際は、厚さだけでなく、材質なども含めて検討が必要です。
なお、板金加工依頼時には、他にもおさえておきたいポイントがいくつかあります。以下のページでは基礎知識を紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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