摩擦圧接とは

摩擦圧接とは、接合する金属や樹脂などを高速ですり合わせ、摩擦熱によって材料を軟らかくしながら圧力を加えて接合する加工法です。

銅とアルミ、アルミとステンレスの難しいとされる接合も摩擦圧接であれば可能です。溶接棒やフラックス、熱源も不要でガスも発生しないため自然環境に優しい工法だと言えます。

摩擦圧接の仕組み

物体を摩擦すると熱エネルギーが発生、そのエネルギーを利用して高い圧力を加えて接合します。

以下のような仕組みになっています。

※参考元:https://www.izumi-mfg.co.jp/business/machine/technology/fw/knowledge/about#:~:text=%E5%9C%A7%E6%8E%A5%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF-,%E7%89%A9%E4%BD%93%E3%82%92%E6%91%A9%E6%93%A6%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E7%86%B1%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%8C%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99,%E9%83%A8%E5%88%86%E3%82%92%E6%9F%94%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

摩擦圧接の種類

摩擦圧接機の駆動源は大きく分けてサーボモータ式と油圧式に分類され、構造はブレーキ式とフライホイール式があります。

サーボモータ式の特徴は以下の通りです。

油圧式の特徴は以下の通りです。

※参考元:http://www.jfja.or.jp/index02.html

摩擦圧接のメリット

環境に優しい

摩擦による熱エネルギーを利用するため、加工するときは大量の煙やガスを発生しません。環境に配慮した加工法だと言えるでしょう。

鍛造などに比べて振動や騒音も少なく、アーク溶接では接合が難しいとされている一部の材料も接合が可能です。

熱による影響が少ない

熱による影響が少ないのもメリットです。摩擦溶接は熱が部分的に発生するため、部品全体への影響が少なくなります。このことから、部品のサイズが端的し機械的性質も保てるでしょう。用途に応じて異種材料同士の接合も可能です。

摩擦圧接のデメリット

形やサイズが限られている

複雑な形や大きなサイズの部品には制限があり、摩擦圧接に適している製品は主に円筒形状や平面状の部品です。回転しながら圧力を加えて接合させるため、材料は高速回転に耐えられるものでなければなりません。極薄いものは適用外です。

初期投資が高い

摩擦圧接に施工は専用の設備を必要としているため、初期投資が高くなる可能性もあります。

摩擦圧接は接合面がぴったり一致しているかが重要です。もしズレていた場合接合強度に影響を与えることになるでしょう。

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