シートメタリィ
アーク溶接とは、溶接棒(アーク溶接機とアーク放電という電気現象を発生させる用具)を使って金属と金属を接合させる加工方法です。自動車や建物、家庭で使用する金属製品などに使用されています。
アークは約5,000℃から20,000℃の高温を発生させ、融点以上の熱を接合する箇所に加えます。鉄の融点は約1,500℃から2,500℃なので、ほとんどの金属を接合することができます。
熱を使って金属を溶かすと金属が混ざり合うため、それを冷やして固めるのがアーク溶接です。アーク溶接はアークを使用するためほとんどの金属に対応できます。
アーク溶接の方法は以下の通りです。
参考元:https://www.meisho-tech.jp/column/254/#:~:text=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%BA%B6%E6%8E%A5%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E9%87%91%E5%B1%9E,%E5%8A%A0%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E6%BA%B6%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
アーク溶接の種類「消耗電極式溶接」と「非消耗電極式溶接」の2種類です。
消耗電極式溶接はワイヤーと溶接棒電極として金属を溶かし合わせる方法です。消耗電極式溶接にはスタット溶接や被覆アーク溶接、ミグ溶接、マグ溶接、サブマージアーク溶接があります。
非消耗電極式溶接はタングステン電極と溶接棒を使用します。薄い板や複雑な形状の材料など精密な溶接の施工に利用可能です。非消耗電極式溶接には ティグ溶接とプラズマ溶接があります。
アーク溶接は電極式なので溶加材を使いません。溶接する方法によって違いますが、金属の溶け込みが早いためスピーディーに作業をおこなうことができます。構造がシンプルなので点検がしやすいのもメリットです。シールドガスを使用しなければ火災の発生を予防することができます。
品質の高いものが安く手に入るため、複数台所有することも可能です。複数台を同時に稼働することができれば作業効率もアップします。納期の短い製品を作成する場合はアーク溶接が適していると言えるでしょう。
被覆アーク溶接は被覆を溶かすとガスやスラグが発生して、接合部分が覆われるため風の影響を受けずに作業することができます。
アーク溶接は電極を交換する必要があり連続使用には向いていません。手間がかかる点がデメリットです。
アーク溶接をおこなう作業者は「アーク溶接等の業務に係る特別教育」を修了し、「アーク溶接作業者」の資格を取得している人です。資格は21時間の講習を受講すると取得できます。
専門知識を取得しても技術を磨かなければなりません。溶接棒を覆う被覆剤が電流を流したときに焼けて壊れてしまったら、使用する電流の調整をおこないます。また、溶接方法によって溶接棒が溶けてしまいます。作業棒を使うには繊細な操作も求められるため、作業者によって技術の差が生まれます。
このように高いスキルが求められるため、依頼する際はベテランの作業者が在籍している会社を選択するといいでしょう。
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