シートメタリィ
短納期で依頼するには、加工工程の削減、図面の準備など工夫が必要になります。多くの業者が短納期を謳っていますが、実際は納期に遅れてしまう業者も多いので注意しなくてはいけません。
そこで納期を早められる要素をしっかりと提示できる業者選びが大切になります。本記事では「納期が遅くなる業者の特徴」と「納期を早められる要素」について解説します。
板金加工の設備が古いと納期が遅くなりがちです。古い設備はあらゆる面で新しい設備と比べて生産効率が劣るためです。
たとえばレーザー加工機やタレパンなどの板金加工機は自動化されていて作業者がいなくても24時間稼働します。また生産管理システムを駆使すると生産性アップや納期短縮も可能ですが、古い設備では難しくなり、納期を早められません。
精密板金加工において顧客の多様な要望に応えていくには、いかに社内の情報を共有化するかが重要です。従来のExcelや紙での管理体制は効率が悪い上に情報伝達のミスや重複によりムダなコストや時間が発生しやすくなります。
情報共有システムが古い会社に依頼をすると納期が遅くなる可能性が高いです。
打ち合わせのメインが面談だと、どうしても時間がかかってしまいます。打ち合わせの日程調整も必要で、すぐに都合がつくとも限りません。
また業者によってはメールの問い合わせフォームなどがなく、一から電話で相談のところもあります。打ち合わせまでに時間がかかる業者に頼むとリードタイムが増えるでしょう。
最終工程での検査体制がしっかりしていないと、いくら納期が早くても製品の不具合などの発見が遅れたり、場合によっては不具合の修正や作り直しが発生したりと、トータルで製品を手に入れるのが遅くなります。
検査をしない業者は少ないですが、疎かにする業者がいるのも事実です。
自社において配送ができない板金業者に依頼をすると納期が遅くなりやすいです。
製品にもよりますが、小ロットだと融通の利かない路線便、中ロット以上になると予約が必要なチャーター便を利用することになります。また、配送業者の都合により時間がかかるケースもあります。
自社配送体制のあるなしで、納期に1週間の差がつくことも少なくありません。
納期が遅れる業者の特徴がわかったところで、次に納期を早められる要素を解説します。結論から言うと、納期が遅れる業者の特徴と反対の業者を選ぶと納期を早くできます。
具体的に説明していきましょう。
板金加工で肝心なのは設備です。技術ももちろん重要ですが、特にスピードや効率に関しては設備が大きくものを言います。新しい板金加工の設備は古いものと違って、自動化がされているため24時間生産を続けられます。
誰かが操作をしないと生産ができない設備とはスピードに大きく差が出ます。納期を早めたいなら自動化できる加工機を保有している業者を選びましょう。
板金は現在IT化、デジタル化をしている会社としていない会社とで二極化が進んでいます。IT化やデジタル化を進めている会社は効率的な生産ができるため生産性が高く、納期を縮められる可能性があります。
たとえばCADデータを活用した打ち合わせ回数の削減、展開図作成の自動化によるリードタイム短縮のほか、生産管理システムのIT化による納期や生産効率の徹底管理など納期を早めるのにIT化、デジタル化は大きく寄与しています。
ある程度の規模の板金加工の依頼になると打ち合わせ回数がどうしても増えてしまいます。そこで毎回面談による打ち合わせをするとお互いの都合などにも影響し、どうしても納期が延びてしまいます。
CADデータを活用して打ち合わせ回数を減らすこともできますが、伝わりにくいこともあります。そこでオンラインでの打ち合わせに対応している会社だと効率的に相談することが可能です。結果、大幅な時間短縮が可能になるケースが多々あります。
明確なルールや基準に基づく徹底した品質検査も重要です。
精密板金においてはどうしても加工時に不良が出てきます。不良品が流出すると、回収、修正やそれに関するやりとりなどが発生し大きな時間のロスになる可能性が高いです。
しっかりとした検査体制がある業者を選びましょう。
製品が完成した後、最後の納品までしっかりと面倒を見てくれる業者がおすすめです。梱包が適切でないと配送途中での荷崩れや破損の危険があります。
また自社で配送をしてくれる業者であれば、納期などの融通が効きやすいのはもちろん、納品時などに何かあったときも安心です。
本記事では板金加工において納期が遅くなる業者の特徴と納期を早められる要素について解説してきました。紹介した注意点を頭に入れて業者選びをすると短納期を実現できるでしょう。
業者選びに迷った際は、新しい設備を保有しているかどうかという観点で業者を選ぶことをおすすめします。新しい設備を導入できる企業は顧客満足度が高く、成長している企業だからです。
施設や設備をしっかりと公開している業者を選べば納期以外の失敗も避けられます。
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