筐体は、機械の部品やユニットを収める箱です。「ボックス」や「ラック」、「エンクロージャー」などと呼ばれることもあります。本記事では、筐体の板金加工の方法や板金加工を依頼する上での注意点を解説します。

筐体の板金加工の方法

抜き加工

切断面のダレや返りを抑えるために、ファイバーレーザー複合機を用いて行う加工方法です。安全キャビネットのような気密性の高い製品の加工に役立ちます。筐体を抜き加工する際には、ファイバーレーザー複合機が適しています。

抜き加工にはタレットパンチプレスを用いて行う方法もありますが、ダレや返りが残りやすいです。特に筐体を加工する場合には、組立時に隙間が生じる原因となり、気密性が失われてしまいます。

曲げ加工

曲げ加工は、パンチとダイを用いて素材の両端を固定し、中央を直角方向に押すことで外側を伸ばし、内側を縮めて反らせる加工方法です。筐体の曲げ加工では、組み立てる際に隙間が生じてしまうことがあります。原因のひとつが、曲げ加工の精度です。隙間ができないようにするには、設計図通りに正確に折り曲げて加工することがポイントになります。

溶接加工

熱と圧力を加えて製品を加工する方法です。精度の高い抜き加工や曲げ加工を行っても、熱の影響で歪みが出てしまうことがあるため、気密性が損なわれるリスクがあります。一般的に筐体の溶接加工にはTIG溶接を用いますが、YAG溶接で組み立てることで高精度の組み立てが実現可能です。

筐体の板金加工を依頼する際の注意点

要望を明確に伝える

筐体に求める機能やデザインなどの要望を明確に伝えることは、とても重要です。完成後に「希望していた製品と違う」というトラブルを引き起こさないように、希望条件を明確に伝えて、板金加工業者が理解できているかを確認しましょう。

試作品を製作している業者を選ぶ

業者に筐体の試作品を依頼できれば、希望するデザインや機能性が実現されるかを判断できます。板金加工業者に問い合わせる際には、試作品の製作に対応できるかどうかを確認してください。

コミュニケーションが密な業者を選ぶ

筐体の板金加工には、発注者と受注者や設計者と組み立て作業者などの連携が必要です。コミュニケーションが不足してしまうと、希望する筐体に仕上がらないリスクが高まります。複数の板金加工業者を調査したうえで、作業者間のコミュニケーションが密な業者を選びましょう。

筐体以外にも板金加工の基礎知識をチェックしよう

希望条件に合う筐体の板金加工を実現するためには、豊富な経験や高い技術が求められます。板金加工業者の実績や試作品などを確認した上で、依頼する業者を選びましょう。

以下のページには板金加工依頼時に知っておくべき基礎知識を掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

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